大変ご無沙汰しております、安西健塁です。
ばたばたした毎日がようやく一段落し、やっと余裕を持ってブログを書けそうなのでアップします(^^)
前回の記事でご説明した通り、Atlantic City Balletを退団し、現在はオレゴン州、Eugene Ballet Company (以下EBC)で踊らせていただいてます！
夏は日本に一時帰国していて、ブログアップしなくては・・・と思ったのですが、ありがたい事にたくさんの舞台に出演させていただいたた事、アメリカ就労ビザをAtlantic CityのものからEBCに切り替え・・・等、なかなかブログを余裕を持って書ける時間がありませんでした・・・(-_-;
そんなこんなで、なんとかバタバタなままEBCに入団、3週間最初のプロダクションのリハーサルをみっちりして、ツアー公演、EBCの本拠地 Hult Center Arts Theatre での公演を終え、今は連休をもらっています(^^)
また書くことたくさんなのですが、今回はバレエ団の紹介を簡単に・・・
アメリカオレゴン州、ユージン市に拠点を置くバレエ団で、Artistic Director, Toni Pimble, Management Director, Riley Grannan によって立ち上げられたバレエ団で、昔はBallet Idahoという名称でアイダホ州に拠点をおき活動をしていました。Ballet Idahoがユージン市での公演に来る時のみ、団名をEugene Ballet Companyと変えていた事が今のバレエ団の起源だそうです。数年前Ballet Idahoは現Ballet IdahoとEBCに分かれ、EBCはユージン市を拠点にどんどん大きなカンパニーなっていった一方、Ballet Idahoは今はもうほとんど活動を行っていないそうです。
主に西海岸を中心にツアー公演を周り、１プロダクションの最後の公演はいつもバレエ団の本拠地、Hult Center Performing Arts Theatre で観客約３０００人の中で千秋楽を迎えます。
"Nut Cracker"（くるみ割り人形）の昨年の公演回数は38回。古典バレエを中心に公演し、中にはあの"The Beatles”の楽曲のみをそろえ、生バンドと共に上演する"All You Need is Love"や、"Dark Side of the Moon"、ジョフリーバレエ団専属振付家による作品"Light Rain"など、クラシックからセミクラシック、コンテンポラリーまで多数上演しているバレエ団です。
カンパニーwebsite:
http://www.eugeneballet.org/index.html
今シーズンは、先日まで上演していた"All You Need is Love", "Dark Side of the Moon"と "Nutcracker"、 "Swan Lake" 、"Mowgli"を上演する予定です。
この連休が明けると、本格的にNutcrackerのリハーサル、ツアー公演が始まります。
僕はハンズという、クララのパートナーであり、ドロッセルマイヤーの甥で物語全体のストーリーテラーの役を踊らせていただきます(^^)EBC版ではこのハンズが、Nutcrackerに変身し、クララを夢の国へ導いていきます。ディレクターがイギリス人という事もあってロイヤル版のくるみに少し似ているのかも・・・？しれません。！
個人的に現段階でリハーサルをやっていて、雪のシーンの前のクララとのパドドゥがロマンチックで僕は好きですね(^^)
また早い段階で(なるべく忙しくなる前に・・・)先日の"All You Need is Love", "Dark Side of the Moon"プログラムのお話を書ければなと思っています。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします・・・！
安西健塁
