介護保険の基礎知識⑦

安住工房ではFMハロー「安住工房コーナー」とブログを通じて
介護リフォームや介護保険に関する話題をお届けしていきます!

今回のテーマは鉛筆地域密着型サービス鉛筆 です。
以前に比べると、高齢者のひとり暮らしや、高齢者夫婦のみの世帯はますます
増えています。
そんな方々が介護を必要とする時になっても、住み慣れた地域で暮らせるように
2006年の介護保険法改正で新設されたのが地域密着型サービスです。

【地域密着型サービス】
 地域密着型サービスはその地域に住んでいる人しか利用できないサービスで
 在宅サービスと施設サービスの両方があります。
 市区町村ごとに利用できるサービスが異なりますが、種類としては、次の6種類
 のサービスがあります。
 
 〈認知症の人を対象とするサービス〉
  「通いタイプ」と「住むタイプ」の2つがあります。

   ①認知症デイサービス
     認知症の高齢者が施設に通って、介護や機能訓練などを受けます。
  
   ②認知症グループホーム 
     認知症の高齢者が個室で暮しながら、5~9人で共同生活をします。
     要支援2以上の人が利用できます。
 
 〈小規模のサービス〉
  次のような定員29人以下の施設に住んで、日常生活の介護や機能訓練、
  療養上の世話などを受けます。
     
   ③小規模特別養護老人ホーム
     特別養護老人ホームを本体として、分館を地域に作るイメージから
       サテライト型特養とも呼ばれています。
         要介護1~5の人が対象です。

    
   ④小規模有料老人ホーム
      特定施設(都道府県の指定を受けた有料老人ホームやケアハウスなど)
     のうち、定員29人以下の施設で利用するサービスです。
      要介護1~5の人が対象です。

 〈その他のサービス〉

   ⑤小規模多機能型居宅介護     
        自宅などで暮らしながら、必要に応じて、訪問(ホームヘルプサービス)や
     通い(デイサービス)、泊まり(ショートステイ)を組み合わせて利用する
     サービスです。

     ⑥夜間ホームヘルプ・サービス
     早朝・夜間にホームヘルパーが介護や安否確認をするサービスです。
     定期的な巡回訪問のほか、オペレーション・センターに連絡する随時巡回
     があります。要介護1~5の人が対象です。
     

これらの地域密着型サービスでは、サービスの利用料の1割を自己負担します。
居住費・食費は自己負担となります。 
地域によって、利用できるサービスが異なりますので、地域包括支援センターや
ケアマネージャー、市区町村の担当課に確認しましょう。
 


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