介護保険の基礎知識⑥

安住工房ではFMハロー「安住工房コーナー」とブログを通じて
介護リフォームや介護保険に関する話題をお届けしていきます!

今回のテーマは前回に引き続き、 鉛筆介護保険サービス鉛筆 です。

介護保険サービスを大きく分類すると、「利用者がどこに住んでいるか」
ということによって、次の3つに分けられます。
  ① 在宅サービス  (自宅、あるいはケアハウス、有料老人ホームに
                            住んでいる場合)
  ② 施設サービス (施設に入所している場合)
  ③ 地域密着型サービス (※詳しくは次回に説明します)

今回は、②の施設サービスについて、見ていきましょう。

【施設サービス】
介護が必要な方が、自宅で暮らすのがむずかしくなった場合に
入所する施設のサービスです。

 注意施設サービスを利用できるのは、要介護1~5の人です。
   要支援1・2の人は利用できません。

施設サービスの対象となる施設には次の3種類があります。

  ○ 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
     常に介護が必要で、自宅での介護が難しい方が対象。
     日常生活の介助などを受けます。     

  ○ 介護老人保健施設
        入院する必要はないが、日常的にリハビリテーションや介護、看護
        が必要な人が対象。

  ○ 介護療養型医療施設
        病状は安定しているが、常に医療ケアが必要な人が対象。

施設サービスの費用は、1割が利用者負担、9割が保険給付です。
ただし、居住費(室料、光熱費)と食費は、利用者負担になります。
                       ↑
    ○ 標準的な居住費  ※1日あたり

              ・相部屋                      ・・・ 320円(光熱費相当)
              ・ユニット型個室の場合   ・・・ 1970円
                (少人数ごとに共同リビングあり)
              ・ユニット型準個室の場合・・・ 1640円
    
    ○  標準的な食費は1日あたり1380円です。

   ニコニコ所得の低い人には負担金額を下げる対策がとられます。

居住費と食費は、介護保険外の費用なので、施設によってさまざまです。
事前に見学して、サービス内容や費用総額をよく検討することが大切ですね。

介護保険における施設サービスの対象となるのは、前述の3種類ですが
それ以外にも高齢者の「住み替え先」はいろいろあります。
  ※有料老人ホームケアハウス(軽費老人ホーム)、高齢者専用住宅など

これらの中で、都道府県から特定施設の指定を受け、「介護型」、「ケア付き」
などの名称が付く所に住んでいる場合は、自宅と同様に在宅サービスを
利用することができます。


家高齢になってから、どこで生活するか。安心して暮らせるか。
   これは、とても大事な問題ですね。
   
      ~次回のテーマは「地域密着型サービス」です。~ 


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この記事へのコメント
いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
Posted by 生命保険の選び方 at 2010年08月30日 10:04
コメントありがとうございます。
ご意見等ありましたらご遠慮なくお願いします。
FmHaro!番組内でも紹介させていただきますのでよろしくお願いします。。
Posted by 安住工房安住工房 at 2010年08月31日 07:12
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    コメント(2)